宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション・日本実験棟「きぼう」において、JAXAとNASAのISS船内ドローンを使用したプログラミング競技会「きぼう」ロボットプログラミングチャレンジ(Kibo-RPC)を開催します。
Kibo-RPCは、参加者の皆様にあるミッションを遂行するプログラムを作成していただき、その達成の精度や時間を競う学生限定のロボットプログラミング大会です。
本戦はISSで行い、実際に宇宙で活躍しているロボットを自身が作成したプログラムで動かしていただきます。またKibo-ABC加盟国*でも参加募集を行っており、本戦では海外の参加者と競っていただく予定です。
*Kibo-ABCとは、アジア・太平洋地域における日本宇宙実験棟「きぼう」の利用を推進することを目的に組織されたグループです。詳細は以下のURLをご覧ください。
http://iss.jaxa.jp/en/kuoa/kibo_abc/
応募締め切りは2020年4月19日(日) 24:00です。
大会公式Webサイト:https://jaxa.krpc.jp/
ぜひ皆様のご参加を心よりお待ちしております。
ゲームの内容
国際宇宙ステーションに流星が衝突、日本実験棟「きぼう」の一部が破損し空気漏れが発生しました。
宇宙ロボットAstrobeeで破損箇所を特定し修復する必要があります。破損箇所を特定するためには、「きぼう」内を探索して情報収集をしなければなりません。また破損箇所が特定できたら、レーザーで正確に溶接し空気漏れを塞ぐ必要があります。宇宙飛行士の安全を確保するためにも、早急な対応が求められます。Int-BallもカメラロボットとしてAstrobeeの支援をします。
今すぐにAstrobeeのプログラムを開発し、ISSへ送ってください。ISSの未来を、あなたに託します。
※このゲームストーリーはフィクションです。
ゲーム内容の概略図
プログラム開発用シミュレータのサンプル画面
参加資格
- 日本の学校に通う大学院までの学生であること。国籍に関わらず参加可能。
- 3人以上のチームで参加すること。(複数のチームに参加することはできない。)
- 各チームはチーム管理をするリーダーを選出すること。
- Webページにある「Guidebook」を参照し、注意事項、免責事項に同意すること。
応募方法
応募者は公式Webサイトにあります応募用紙「Application Form」にチーム情報を記入し、Kibo-RPC事務局へメールにて提出して下さい。
登録が完了しましたら、登録完了メールとプログラム開発用の仮想環境へのアクセスID/PWを発行します。
応募後の流れなど詳細については公式Webサイトをご覧いただくか、Kibo-RPC事務局までお問い合わせください。
Webサイト/お問い合わせ
(公式Webサイト) https://jaxa.krpc.jp/
(JAXA Webサイト) http://iss.jaxa.jp/en/kuoa/krpc/
(問い合わせ先) Z-KRPC@ml.jaxa.jp
(宛先)Kibo-RPC事務局