ロボティクス関連の皆様:
(重複して受け取られた際にはご容赦ください)
岡山理科大学の衣笠と申します。
レスキュー工学シンポジウム2020についてご案内いたします。
今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響からオンライン開催
となります.
ご興味をお持ちの方はご登録の上,奮ってご参加ください.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レスキュー工学シンポジウム2020開催案内
主催
計測自動制御学会SI部門レスキュー工学部会
レスキューロボットコンテスト実行委員会
開催概要
大規模災害における被害軽減に対して,学術的な取り組みとして,ロボット工学,防災工学,都市工学,医学,心理学等,種々の分野を横断するレスキュー工学の確立が提案されている.
本講演会では,災害対応ロボット,無人化施行,災害GIS などに関する講師をお招きし,防災・減災に対するレスキュー工学の役割について討論する.
ロボット,情報通信,防災関係の研究者を対象とする.
開催日時及び場所
日時:2020年12月5日(土)10:00~12:00
場所:zoomによるオンライン開催
(ミーティングIDとパスワードは改めて案内します)
講演会スケジュール(講演50分,質疑10分)
■10:00-11:00
講演1タイトル: ヘビ型ロボットの多様な運動制御と災害対応への応用
氏名と所属: 田中基康(電気通信大学 教授)
概要: 細長いヘビ型ロボットは狭隘空間の点検や災害現場における被災者探索での活躍に期待されているが,超多自由度かつ複雑なシステムとなるため制御が難しく,その潜在能力を十分に発揮できていない.このようなヘビ型ロボットを対象に,講演者はシステムの冗長性や接地点変化を巧みに利用した独自の制御手法を提案してきた.本講演では,提案手法によって実現した多様な移動や作業に加え,これまでに取り組んだ実証実験や災害対応について紹介する.
■11:00-12:00
講演2タイトル: 廃炉創造ロボコンを通じた人材育成と遠隔技術開発
氏名と所属: 鈴木茂和(福島工業高等専門学校 准教授)
概要: 福島高専は福島県沿岸部の浜通り南部のいわき市に立地しており,福島第一原子力発電所から直線で約40kmの場所である.そのため,廃炉に関する研究や人材育成が本校の大きな課題である.平成27年度からは全国の高専と連携して廃炉人材育成事業を実施している.その一環として,福島第一原子力発電所の廃炉作業に特化した廃炉創造ロボコンを平成28年度から実施している.
本講演では,廃炉創造ロボコンとロボコンを通じた人材育成について紹介するとともに,福島第一原子力発電所での使用を想定し地元企業と連携して開発を進めているロボットについても紹介する.
※ 午後にレスキューロボットコンテスト20?21の説明会を実施します.
申込方法
E-mailにて「レスキュー工学シンポジウム参加申込」と題して,
(1)氏名
(2)勤務先(大学等)
(3)E-mailアドレス
をご記入の上,kinugasa@mech.ous.ac.jp 宛にお申し込み下さい.
ZoomのミーティングIDをお知らせします.
申込締切: 12月3日(木)
問合先 岡山理科大学 衣笠哲也 E-mail: kinugasa@mech.ous.ac.jp
配信元・問合先――――――――――――――――――――――――――――
衣笠哲也
岡山理科大学
kinugasa@mech.ous.ac.jp