青山学院大学の鷲見です。講演者 堀千織 氏 (Mitsubishi Electric Research, USA) の依頼で、氏の講演会 1/15 11:00-12:00 のご案内を下記の通り送ります。なお、この講演会は東北大学卓越大学院プログラム第二回国際シンポジウムの中で行われます。参加登録は下記をご覧ください。また、質問などは、堀千織氏:chori@merl.com へ直接お問い合わせください。(全角@を半角@に修正してください。) ご参加お待ちしております。
Abstract: One important piece of technology is still missing for human-machine interaction: natural and context-aware interaction, where machines understand their surrounding scene from the human perspective, and they can share their understanding with humans using natural language. To bridge this communications gap, the intersection of research fields between Spoken dialog, Audio-visual understanding, Sensor signal understanding, and Robotics technologies is attempting to build a new AI system, called Scene-Aware Interaction, that enables machines to translate their perception and understanding of a scene and respond to it using natural language to interact more effectively with humans. In this talk, the technologies will be surveyed, and an application for future car navigation will be introduced.
日本語要旨:人間は実世界の動的に変化する複雑な事象を感覚器官から得られた情報を用いて理解し、さらにその理解を自然な言葉で表現して他の人間と意思疎通することができるが、現在の機械にはその重要で欠かすことのできない機能が無い。Scene-Aware interaction技術は、カメラで撮影した画像情報、マイクロフォンで集音した音響情報、LiDARやレーダーで取得した位置情報などのマルチモーダルセンシング情報から、何がどこでどのような状態にあるのか、誰がどこで何をしているのか、といった周囲の状況を機械が自然言語で理解し、人間との会話の文脈も考慮して応答文を生成する技術である。本発表では、自然言語・音声・画像・センシング情報処理分野にまたがる要素技術を深層学習を用いて融合することにより実現されるSene-aware Interaction 技術を紹介する。
参加は無料ですが、下記の URL から参加登録(最大700名)が必要となります。
記
日時 2021年2月15日(月) 10:00-17:00
場所 オンライン (先着700名様)
参加登録は、ホームページ(https://www.aie.tohoku.ac.jp/)からお願いします。シンポジウムでは他に、AppleのDr. Acero、University of CambridgeのProf. Cipolla、名古屋大学の天野教授による基調講演をはじめ、人工知能エレクトロニクスに関するデバイスからシステム、アプリケーション
に亘る研究トピックスを学内の先生方にご講演頂きます。
配信元・問合先――――――――――――――――――――――――――――
鷲見和彦
青山学院大学
sumi@it.aoyama.ac.jp