■タイトル
オンライン講座 スパロボで理解する！初級者のためのロボット制御工学
◎申込URL：https://super-robot.peatix.com/
■開催概要
日時：
第1回：2021年5月27日（木）17:00～19:30頃
第2回：2021年5月28日（金）17:00～19:30頃
受講料：5,000円（テキスト代、税込）
主催：日刊工業新聞社
◎申込URL：https://super-robot.peatix.com/
本セミナーはオンライン配信ツールZoomを使い、 出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」（H2H）セミナーとなります。 ご視聴方法（参加用URL等）はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。
■参加のすすめ
政府による「ロボット新戦略」の公表以来、AI技術への関心の高まりも重なり「ロボット」が注目されています。また、新型コロナウィルス感染症（COVID-19）対策の一環として遠隔操作ロボットや自律移動ロボットが利用されるなど、様々な分野・用途でロボットの活用が始まっています。
最近は、扱いやすい開発環境（SDK）が用意されることで制御工学およびロボット制御工学への理解がなくとも軌道計画ができる時代になっています。ただし今後、活躍が見込まれる、様々なロボットを自由自在に動作したり周辺機器との連携や統合を図ったりするロボット技術者（生産技術者を含む）やシステムインテグレータ（SIer）を志すのであれば、ロボットを動作するための数学・物理からロボット制御工学の基礎を押さえておきたいものです。
そこで、お馴染みのスーパーロボット（リアルロボットを含む）をお題に、これらの基礎を速習（復習）できる講座を用意しました。スーパーロボット（スパロボ）を例にしたロボット制御工学の解説を通じて、数学・物理から、実務にも役立つ制御工学（モータ制御など）まで理解を深めます。
大学生や新卒の技術者はもちろん、これらを復習したい実務者、SIerを志す方、さらには、ロボットマニアの方にお奨めの講座となっています。加えて、ゆとり教育世代に高校数学・物理の教育に日々苦戦されている高校教師や大学講師の方にも指導方法の参考になる構成となっており、幅広い方の参加をお奨めします。
◎申込URL：https://super-robot.peatix.com/
講師
中京大学 工学部 機械システム工学科 准教授 木野 仁 氏（工学博士，技術士(機械部門）
プログラム
第1回（5/27、17：00～19：30）
「ロボット制御のための数学とアクチュエータ制御、ロボットマニピュレータの運動学・関節座標系制御
1． ロボット（工学）の世界を知る
1-1 ロボットから見る社会情勢
1-2 ロボットは何でもできる？
1-3 マニピュレータ制御に必要なおもな知識
1-4 ロボット制御は数式のカタマリ（AMBACを数式で表現すると超ムズい！）
2．スパロボの腕はどうやって動かす？―P制御とPD制御
2-1 角度制御と位置制御
2-2 P制御とPD制御
2-3 ダンパの役割
3．へなちょこな腕で、どうやってハイパーハンマーをキャッチする？―ロボットマニピュレータの運動学
3-1 関節自由度と冗長性
3-2 順運動学・逆運動学
3-3 関節冗長性
3-4 関節冗長性による巧みな作業の可能性
4．モビルスーツは落下した人間をキャッチできる？― ロボットマニピュレータの関節座標系制御
4-1 PTP制御とCP制御
4-2 ロボットの関節PD制御
第2回（5/28、17：00～19：30）
「ロボットマニピュレータの速度制御と力制御、コンプライアンス制御、最近のロボット工学
5．モビルスーツ同士で格闘技はできるのかい？―ロボットマニピュレータの速度制御と力制御
5-1 手先速度と関節角速度
5-2 ヤコビ行列と特異姿勢
5-3 力制御への拡張
5-4 力制御を利用した手先位置制御
6．仲間に手を引かれるモビルスーツは壊れない？―重力補償と関節柔軟性
6-1 重量補償
6-2 インピーダンス制御
6-3 コンプライアンス制御
6-4 一歩進んだロボット制御
7.自殺行為！宇宙空間でのハンマーの使用！―モビルスーツの運動方程式
7-1 静力学と動力学
7-2 運動方程式でモビルスーツの動きを捉える
7-3 AMBACシステムを使った姿勢制御
7-4 ハンマーの使用は自殺行為
7-5 めっちゃ大変！宇宙空間でのハンマーの制御
8．今後のロボット工学はどうなるの？―講師の最新研究事例
8-1 講師の研究のモチベーション
8-2 パラレルワイヤ駆動ロボット
8-3 フレキシブルロボット
8-4 変形水上ロボット
◎申込URL：https://super-robot.peatix.com/
配信元・問合先――――――――――――――――――――――――――――
今堀崇弘
日刊工業新聞社
t.imahori@media.nikkan.co.jp
0669463372