協働ロボットシステムのリスクアセスメントならびにリスク低減手法、ロボットシステムの設計、妥当性確認の進め方を理解する。併せて、生産性と安全性の両立する新しい安全「協調安全(Safety2.0)」の考えに即した協働ロボットシステムの構築手法も解説する。
【受講効果】
■協働ロボの開発・運用にかかる関連法令を体系的に理解することができます。
■作業者との接触・距離・モーメントなど協働ロボ特有の危険源を踏まえたリスクアセスメントの進め方が学べます。
■安全要求レベルの決定や妥当性評価の仕方、適合宣言書のまとめ方が習得できます。
■協調安全Safety2.0の考えを取り入れた新世代の安全確保の手法も学べます。
開催日:2024年 10月 31日(木)~11月 1日(金)
申込URL:https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/5228
【関連講座】
■9/27(金)開催(@Web)
ISO 3691-4第2版!協働ロボ搭載AMR(AGVS)の安全確保の考え方
https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/5227
【プログラム】
■1日目(10/31)
1.協働ロボットと関連規格
1-1 協働ロボットおよび協働ロボットシステムの特徴
1-2 産業用ロボットの法規制と関連規格(ISO 10218-1および2、ISO/TS 15066、ISO 13849-1など)
1-3 協働ロボットの安全機能の概要
1-4 協働ロボットシステムの構築の流れ
2.一般的なリスクアセスメントとリスク低減の進め方
2-1 リスクアセスメント
2-2 リスク低減(保護方策)
3.質疑応答
■2日目(11/1)
4.協働ロボットシステムの安全化の流れ
4-1 協働ロボットに必要な安全機能
4-2 協働ロボットシステムでのリスクアセスメント
4-3 協働ロボットのリスク低減方策とセーフティコンポーネント
4-4 適合宣言書と技術ファイル
5.制御システムの安全関連部(SRP/CS)のリスクに応じた要求レベルの決定と妥当性評価
5-1 SRP/CSの考え方と評価方法
5-2 ISO 13849の「パフォーマンスレベル(PL)」とIEC 62061の「セーフティインテグリティレベル(SIL)」の関係
6.協調安全Safety2.0に準じたロボットシステムの概要
6-1 協調安全Safety2.0
6-2 「Collaboration Safety Level(CSL)」に基づく協調安全水準の評価
6-3 Safety2.0にもとづく協働ロボットシステムの例
7.質疑応答
申込URL:https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/5228
配信元・問合先――――――――――――――――――――――――――――
今堀崇弘
日刊工業新聞社
t.imahori@media.nikkan.co.jp
0669463382