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画像検査の品質保証を学ぶ!AI外観検査のはじめ方と機械学習のための画像情報の取得と整理、品質保証への対応方法[日刊工業実務セミナー]


【開催概要】
中小製造現場で導入実績をあげた講師が、自身が手がけたAI外観検査の取り組みを紹介。活動事例を通じて、AI外観検査の導入プロジェクトの進め方から学習データの質と量の課題、学習を意識した画像情報の集め方、品質保証への対応までを解説。さらには、導入後の運用を通じての精度向上のための考え方にも触れる。

【受講効果】
■AI外観検査の導入の進め方から学習データの質と量の課題が把握できます。
■要求定義の整理、AI機能の選定、社内教育とプロジェクトの立ち上げが学べます。
■学習を意識した画像情報の集め方に加え、品質保証への対応までを解説します。
■導入後の運用を通じての精度向上のための考え方にも触れます。

◇ 開催日:2024年 12月 24日(火)13:00~17:00※後日の録画視聴も可能
◇ 申込URL:https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/4843

【プログラム】
1.AI画像認識システムの実例
1-1 パン識別システム「BakeryScan」
 (1)BakeryScanのシステム構成/(2)BakeryScanの画像処理(特徴量の抽出方法等)/(3)パン識別にかかる課題/
 (4)現場導入時の課題/(5)BakeryScanのアルゴリズムの改良
1-2 不織布画像検査システム
 (1)不織布の異物検査/(2)既存の画像検査システムの課題/(3)不織布画像検査システムの構成と特徴/(4)機械学習による異物判別
1-3 油圧部品の自動外観検査システム
 (1)外観検査の課題/(2)正常・異常判別と機械学習による2クラス分類/(3)AIの限界とデータセットの不均衡/
 (4)ONE Class SVM(OCSVM)による良品学習/(5)OCSVMの課題とVAEによる異常検出/
 (6)導入した外観検査システムとロボットのハンドカメラによる撮像/(7)VAEによる傷検出と誤検出の改善
1-4 金属チェーン外観検査システム(溶接不良)
 (1)オートエンコーダーによる良品学習/(2)オートエンコーダーによる異常検知ほか
1-5 耐火煉瓦の外観検査システム
 (1)レンガの撮像方法/(2)レンガ設置イチによる寸法補正/(3)輪郭欠け・亀裂・斑点の検出

2.AI外観検査のはじめ方と機械学習を意識した画像
2-1 AI外観検査の進め方
 (1)学習データの取集と用意/(2)各種機械学習の検証/(3)転移学習の活用
2-2 機械学習を意識した画像データ(学習データ)の準備
 (1)画像データの形式/(2)学習データ(データセット)の準備/(3)必要な学習データ
2-3 学習が難しい画像
 (1)撮影環境や条件のばらつき//(2)NG・OKの差異がわかりにくい/(3)キズなど一方向からでは見づらいなど
2-4 学習しやすい画像のための前処理
 (1)画像のノイズ/歪みなどを取り除く/(2)明るさや色合いを調整/(3)画像の標準化・白色化/(4)オブジェクトの輪郭を強調/(5)領域抽出/(6)データ拡張

3.学習データの量と質の課題
3-1 学習データの準備にかかる負荷(画像の収集、ラベルの付与)
3-2 学習データはどの程度必要か
(1)必要となる画像枚数/(2)機械学習と深層学習のハイブリッドシステム
3-2 外観検査における学習データの質の課題(学習データの不均衡)
 (1)アンダーサンプリング・オーバーサンプリング・畳付けの変更/(2)データクレンジング
3-3 学習データの拡張(Data Augmentation)
 (1)データ拡張の注意点/(2)GANによるデータ拡張/(3)生成系AIによる疑似不良品画像の生成

3-4 ラベル付き公開データセットと転移学習による対応
4.識別根拠の課題と品質保証への対応
4-1 Deep Learningは内部分析が困難
4-2 説明可能性・解釈性(XAI)に関する技術
4-3 Deep Learningが着目しているところ(ネットワークの可視化)
4-4 品質保証への対応(AI外観検査と目視検査との連携/段階的なAI外観検査の導入)

5.AI画像認識システム導入の進め方とまとめ
5-1 要求定義の取りまとめ
5-2 AI機能の選定
 (1)画像認識による自動外観検査/(2)画像認識によるモノの管理(受入・ピッキング)/(3)稼働管理(予知保全)/(4)遠隔作業支援・手作業改善支援/(5)画像・音声認識によるデータ自動入力/(6)技術継承
5-3 社内教育とプロジェクトの立ち上げ
5-4 学習データの準備
5-5 概念検証(PoC)の進め方
5-6 ラインでの実運用のために(段階を踏んだ実運用)
5-7 運用による識別精度維持・向上(MLOps)

◇ 申込URL:https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/4843


配信元・問合先――――――――――――――――――――――――――――
日刊工業新聞社 今堀崇弘
株式会社日刊工業新聞社
t.imahori@media.nikkan.co.jp
0669463382