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VLAモデル・Genesis・ローカルLLMのロボット開発への適用法と ヒューマノイドの社会実装、ヒューマノイドSIerの要件[日刊工業実務セミナー]


【開催概要】
◇ 開催日:2025年 5月 26日(月)15:00~17:30 ※後日の録画視聴も可能
◇ 申込URL:https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/4732

【開催趣旨】
2020年代以降、AI技術の発展を背景に、米国と中国の2国間におけるヒューマノイド(人型ロボット)の研究開発が活発化しています。そして、2025年からは工場や物流現場での運用が始まると言われています。

最近のヒューマノイド開発で重要な役割を果たしているのが、VLA(Vision-Language-Action)モデル「RT-2」と物理シミュレーション「Genesis」です。VLAモデルを搭載したヒューマノイドロボットは、人間が指示したタスクを理解し、周囲の状況を把握しながら適切に行動生成できると期待されています。また、Genesisは現実世界の43万倍の速度でロボットの学習を可能にする革新性で注目され、Genesisの物理エンジンと強化学習によりヒューマノイドの歩行動作を高速に生成した例など、ロボット制御の学習を飛躍的に高速化すると期待されています。

ROSをはじめロボット制御に詳しい専門家が、公開情報などをもとにRT-2のモデルを分析するとともに、VLAモデルおよびローカルLLM、G VLAモデル、Genesisによる動作生成への適用と有効性を解説します。
後段ではワールドワイドでのヒューマノイドの研究動向を、中国UnitreeとPuduを中心に解説します。ヒューマノイドの研究開発で後塵を拝したわが国が進むべき道として「ヒューマノイドSIer」の可能性と求められるスキルを語ります。

【受講効果】
■VLAモデル・Genesis・ローカルLLMの特徴とロボット開発への適用法が学べます。
■ROSなどの専門家によるこれらツールの動作生成への適用結果と考察が学べます。
■Unitree・Puduなど中国系を中心にヒューマノイドロボの開発動向が理解できます。
■ヒューマノイドSIerという生き残り戦略と、そのために要求されるスキルが掴めます。

◇ 申込URL:https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/4732

【プログラム】
0.イントロダクション
1.VLAモデルについて
1-1 最新のVLAモデルについて
1-2 RT-2について
1-3 今後の活用についての所感

2.ローカルLLMについて
2-1 ローカルLLM概要
2-2 ロボットとの相性
2-3 ローカルLLMの使い方
2-4 今後の活用についての所感

3.Genesisについて
3-1 Genesis特徴
3-2 Genesisの利用方法
3-3 今後の活用についての所感

4.ヒューマノイドロボットの開発の歴史と今後の期待
4-1 これまでのヒューマノイド開発
■2000まで:早大・加藤先生など
■2000年代:HRP/ASIMOなど
■2010年代:DRC(DARPA Robotics Challenge)/東大・稲葉研(SCHAFT)/Boston Dynamicsほか
■2020年代:TESLA Optimus/Unitree/Pudu/人機一体 ほか
4-2 近年のヒューマノイドブームについて
4-3 ヒューマノイドの社会実装の可能性
4-4 今後の展望についての所感

5.今後の方向性:ヒューマノイドSIer

配信元・問合先――――――――――――――――――――――――――――
今堀崇弘
日刊工業新聞社
t.imahori@media.nikkan.co.jp
0669463382