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汎用性と柔軟性を高めるロボットハンド設計の考え方[日刊工業オンライン講座]


「汎用性と柔軟性を高めるロボットハンド設計の考え方」と題し、ケーススタディを通じて、そのための設計手法を解説。ソフトロボットハンドは物体形状や環境への適応性に優れ、物体認識精度が低くても容易に物体ハンドリングが行えます。
一方、低剛性による位置制御性能や発生可能な力の低下といったデメリットがありますが、これらを解消する講師らの方法論を紹介します。

本講座を通じて汎用性を備えるロボットハンド設計を理解し、吸着パッドで強引に把持したり、対象物に応じてハンドを用意したりするといった現世代の手法から一歩も、二歩も先を行く手法が掴めます。

◇ 申込URL:https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/4914

【受講効果】
■ビンピッキング用・多品種ハンドリング用ソフトハンドの設計方法が学べます。
■柔らかさと歪みを活用したロボットハンド設計が、事例を通じて学べます。
■ソフトロボハンドでの高把持力・高精度、高速・高把持力の確保の方法が学べます。
■物体の乾潤に左右されない安定把持、摩擦制御可能なソフトロボハンドが理解できます。

◇ 開催日:2024年 3月 13日(水)13:30~17:00
◇ 講 師:金沢大学 理工学研究域 教授 渡辺 哲陽 氏
◇ 申込URL:https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/4914

【プログラム】
1.汎用性を高めるロボットハンドを構成するには?.
1-1 多機能を得るロボットハンドの要件
1-2 汎用性を高めるための機能要件
  (例:硬さと柔らかさの融合、把持モード可変、摩擦制御)

2.硬さと柔らかさを活用したロボットハンド設計
2-1 ロボットハンドにおける柔らかさの意義
2-2 柔らかさと硬さを両立させる設計のコツ
2-3 ケース1:ジャミング機能をもつ腱駆動多肢ハンド
2-4 ケース2:ビンピッキング用ロボットハンド

3.環境を活用した把持モード可変ロボットハンドの設計
3-1 環境をアクチュエータとして活用
3-2 多品種ハンドリング用グリッパ 3-3 小物体ハンドリング用グリッパ
3-4 隘空間用ロボットハンド

4.負荷に応じた把持モード可変ロボットハンドの設計
4-1 高把持力・高精度グリッパ
4-2 高速・高把持力ロボットハンド
4-3 ツイスト把持による重量物把持

5.把持中に摩擦を変える手法
5-1 摩擦を変える意義
5-2 物体の乾潤にかかわらず安定して把持できるソフトロボット指
5-3 摩擦制御可能なソフトロボットハンド

6.今後の展望と質疑応答

◇ 申込URL:https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/4914

配信元・問合先――――――――――――――――――――――――――――
日刊工業新聞社 今堀崇弘
株式会社日刊工業新聞社
t.imahori@media.nikkan.co.jp
0669463382