第22回建設ロボットシンポジウム報告
- 主催:建設ロボット研究連絡協議会
- 共催:(一財)先端建設技術センター,(公社)土木学会,(一社)日本建設機械施工協会,(一社)日本建築学会,(一社)日本ロボット学会,(一社)日本ロボット工業会
- 会期:2024年10月8日(火)~10日(木)/テクニカルセッション:8日,9日/見学会:10日
- テクニカルセッション会場:つくばカピオホール
- 見学先:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構,国土交通省国土技術政策総合研究所・国立研究開発法人土木研究所,CYBERDYNE
シンポジウム概要
2024年(令和6年)10月8日(火)~10日(木)の3日間,第22回建設ロボットシンポジウムが(一財)先端建設技術センター,(公社)土木学会,(一社)日本建設機械施工協会,(一社)日本建築学会,(一社)日本ロボット学会,(一社)日本ロボット工業会の共同主催により開催された。10月8日~9日につくばカピオホールにおいてテクニカルセッション,特別講演を実施し,10日に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構,国土交通省国土技術政策総合研究所・国立研究開発法人土木研究所,CYBERDYNの見学会を行った。今回のシンポジウムは,会場を大学外としたことで,開催時期をこれまでの9月から10月に移して実施した。また,会場は久しぶりに関東圏に戻し,参加登録者数は162名と,まずまずの参加者数となった。講演会では,今回初の試みとして,日韓建設ロボット検討会(日韓ジョイントセッション)を開催した。韓国側からは建設ロボット関連組織の代表者3名,日本側からは土木,建築,機械分野の代表者4名が参加し,それぞれの国における建設ロボットの現状,課題,技術紹介等があり,その後議論が行われた。このセッションではZoomの翻訳機能を利用し,日本,韓国それぞれの母国語を相手国の言葉に同時翻訳する字幕を投影した。日韓双方の参加者にとって,わかりやすいセッションになったものと思われ,大変ご好評をいただいた。第23回建設ロボットシンポジウムは2025年10月に沖縄方面での開催を予定している。
プログラム概要
特別講演
- 講師 渡辺英幸氏(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)
- 演題 宇宙ステーション「きぼう」開発における機構系開発の紹介
テクニカルセッション
テクニカルセッションは口頭発表講演が5セッションで26件,ポスター発表が19件であった。セッションのキーワードは下記の通り。
- 口頭発表
建設の生産性向上・DX,自動化・自律化,ロボット・キーテクノロジー,アプリケションと新領域 - ポスター発表
ポスターセッション1,ポスターセッション2(自動化・自律化・遠隔操縦,掘削モデル等)
プログラムを含め,シンポジウムの詳細は下記に掲載
https://ccrr.jp/event/symposium/2024/2024.html