【活動目的】
我が国の人型ロボット研究における技術水準の向上、組織を超えて忌憚なく議論できるコミュニティの育成、真に有用な人型ロボット開発を追求する機運の醸成を目的とし、次の活動を行う。
委員間の勉強会、重要と思われる研究発表の輪読 or 発表者ご本人を招待したセミナー
委員による初学者向け基礎セミナー＆中級～上級者向けセミナー（ヒューマノイド・ロボティクス夏の学校）
勉強会およびセミナーの内容を含む学術誌特集号企画、テキスト発刊
学会員向けチャレンジプログラム企画、研究用プラットフォームや共用実験フィールドの検討
コミュニティメディアの運営（ヒューマノイド・ロボティクス・コンソーシアム）
【メンバー】
- 杉原知道（オムロン株式会社） 委員長
- 森澤光晴（トヨタ自動車株式会社） 副委員長
- 橋本健二（早稲田大学） 副委員長
- 鮎澤光（産業技術総合研究所）
- 小澤隆太（明治大学）
- 上岡拓未（オムロン株式会社）
- 神永拓（産業技術総合研究所）
- 玄相昊（立命館大学）
- 田原健二（九州大学）
- 野沢峻一（株式会社MUJIN）
- 田﨑勇一（神戸大学）
- 中西淳（名城大学）
- 舛屋賢（宮崎大学）
- 水内郁夫（東京農工大学）
- 室岡雅樹（産業技術総合研究所）
- 山本江（東京大学）
- Gentiane Venture（東京大学）
【2025年度活動実績】
- 2025. 2. 6 Humanoid Virtual Athletics Challenge 2025 オンラインミーティング
- 2025. 3.26 Humanoid Virtual Athletics Challenge 2025 春ミーティング
- 2025. 5. 1 Humanoid Virtual Athletics Challenge 2025 キックオフミーティング
- 2025. 9. 2 Humanoid Virtual Athletics Challenge 2025 Main challenge
例年行っているHumanoid Virtual Athletics Challengeを、今年も開催した。これは、人型ロボット研究者ならびに学生間の技術情報交換促進を目的としたもので、内容は次のウェブページにて公開している。
https://ytazz.github.io/vnoid/
競技会に先駆けて、参加者間の交流を目的とした春ミーティングを羽田共創施設Kawarubaにて行った（川崎重工業株式会社様のご厚意による）。川崎重工様研究施設見学と、同社のソーシャルロボット開発の取り組み紹介（川崎重工業株式会社 山口潤様）、シミュレータおよび動作生成ソフトウェア(Choreonoid)の用法に関する技術講習会（株式会社コレオノイド 中岡慎一郎様、豊橋技術科学大学 垣内洋平先生）、競技会メインチャレンジに向けた参加者の開発状況の報告などがなされた。
https://connpass.com/event/345666/
メインチャレンジは、昨年度と同じくRSJ2025でのオープンフォーラムとして開催した。競技参加者・聴講者とも昨年度より増加した。また、競技の一つであるアスレチック種目には低難易度コースと高難易度コースが設定されているが、今年初めて高難易度コースに挑戦するチームが2つ現れた。参加者による技術紹介のほか、東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻の教育カリキュラムに本競技会をご活用頂いており、その内容を東京大学 小島邦生先生にご紹介頂いた。
https://connpass.com/event/364486/
【今年度活動計画】
- Humanoid Virtual Athletics Challengeと技術講習会の実施
委員長 杉原知道
