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活動報告2025:子ども中心のロボティクス研究専門委員会


本委員会設置の趣旨

海外ではchild-robot interaction に関する研究会が存在するが日本には存在せず,子どもとロボット・AIに関する分野横断的な課題に取り組む場が必要であるが現状では存在しないことから,他分野との連携や専門家とユーザの橋渡しを行い,分野・領域を超えて交流できる場が必要である。また,子どもとロボット・AIの関わりにおけるガイドラインがない状況である一方,さらなる技術的発展のためには産学連携で使用可能な大規模データセットについて議論する場も求められる。これらの課題に対応する場が必要であると考える。


子どものためのロボット学の発展のため,子どもとロボットとの実験に関するノウハウや知見,情報を共有すること,ロボットを作る工学だけでなく,ロボットや道具との関わりから子どもを研究する発達科学や心理学をはじめとする様々な分野の研究者,あるいはロボットを子ども支援として活用したい企業の方々など,子どもを中心としたロボティクスに関する交流の場を設けることを目的として研究専門委員会を設置した。


2025年 委員リスト

  • 委員長 新妻実保子(中央大学)
  • 副委員長 塩見昌裕(株式会社 国際電気通信基礎技術研究所)
  • 幹事 阿部香澄(明治学院大学、電気通信大学)
  • 委員(50音順)
    • 安崎優太(株式会社ChiCaRo)
    • 石橋美香子(江戸川大学)
    • 粕谷美里(明治学院大学、電気通信大学)
    • 加藤正晴(同志社大学、京都大学、一般社団法人子どもと育ちのコホート研究・実践協会)
    • 木本充彦(株式会社 国際電気通信基礎技術研究所)
    • 東風上奏絵(京都大学)
    • 寺田和憲(岐阜大学)
    • 仲田佳弘(電気通信大学)
    • 橋本卓弥(東京理科大学)
    • ブルシュチッチ ドラジェン(京都大学)


2025年度(9月29日までの)活動

研究専門委員会Webページ
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/rsj-sig-robot4children/


1. 第2回 研究会&運営委員会

2025年3月24日 15:00 - 16:30(中央大学後楽園キャンパス&オンラインのハイブリッド)


話題提供 講師:石橋美香子氏(江戸川大学)
「Enhancing Task Persistence in Toddler via Social Robot Interaction」


3月24日に第2回研究会&運営委員会を開催しました。
子ども-ロボット研究に関する話題提供1件のご発表のあと、活発なご議論をいただき、今後の活動計画などが話し合われました。

 


2. 図鑑の監修

童心社の『ロボットがおたすけ!大百科』(全5巻)(2025年3月26日発売予定)の監修を、本研究会有志にて担当しました。多くの方がロボットに親しみを持ち、人とロボットが力を合わせてより豊かな社会を築いていく可能性を感じていただければと願いながら、監修に取り組みました。

 


3. 第43回日本ロボット学会学術講演会 オーガナイズドセッション

「OS24:子どものためのロボティクス」(2025年9月4日 (木)2H1(9:00 - 10:15),2H2(11:00 - 12:30),2H3 (13 :30 - 14:45))
【招待講演】2H3-01 13:30~
講師:川本 誓文氏(大阪産業局)
「こどもOSランゲージ×アフォーダン スで子どもの行為を予測する -子どもの行動特性から見た安全・安心設計の ためのアプローチ」


9月4日午前から午後の3セッションにて,招待講演1件,研究発表13件のご発表と活発なご議論をいただきました。午後のセッションでは立ち見が多数いらっしゃる盛況ぶりでした。

 

 

中央大学 新妻実保子