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日本のロボット研究の歩みHistory of Robotics Research and Development of Japan1990Manipulation〈マニピュレーション〉スキルに基づくマニピュレーションシステム


末広 尚士電子技術総合研究所
高瀬 國克電子技術総合研究所

この論文は、ロボット研究開発アーカイブ「日本のロボット研究開発の歩み」掲載論文です。

本研究ではマニピュレータ制御の1つの階層とし「スキル」の階層を提案した。

ここで言うスキルとは,

  1. 対象作業を実行するために必要な単位作業を実現する一連の基本動作であり,
  2. 制御を工夫することにより誤差などが存在する実環境においても目的とする単位作業の達成を保証するものである。
このスキルの導入によりハードウェア非依存の作業記述とそれに基づく確実な作業実行が実現されることになった。

この具体例として,多面体組立作業を対象とし,それを物体間の接触状態の実現としてとらえ,必要なスキルの抽出を行った。さらに抽出されたスキルのうち特に利用頻度の高いと考えられる「突き当て動作」,「辺合わせ動作」,「はめ合い動作」などの基本的なスキルをDDマニピュレータに実装して作業実験を行った。

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対応論文


末広,高瀬:スキルに基づくマニピュレーションシステム, (PDF, 2.4MB)

日本ロボット学会誌,第8巻5号,pp.551-562,1990.

関連論文


[1] 末広,高瀬: 接触運動の表現と制御およびその組み立て作業への応用,日本ロボット学会誌,第6巻6号,pp.31-38 1988.

[2] T. Hasaegawa, T. Suehiro, T. Ogasawara, T. Matsui, K. Kitagaki and K. Takase, "An Integrated Tele-Robotics System with a Geometric Environment Model and Manipulation Skills," IROS '90, pp.335-341, 1990.

[3]末広:高技能マニピュレーションシステムに関する研究,電子技術総合研究所研究報告,第912号,1990.

[4]長谷川,末広,高瀬:環境モデルと作業スキルの統合によるロボット作業システム,日本ロボット学会誌,第9巻1号,pp.66-74, 1991.