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レスキュー工学シンポジウム2021


ロボティクス関連の皆様:

岡山理科大学の衣笠と申します。

レスキュー工学シンポジウム2021についてご案内いたします。
今年も昨年同様,新型コロナウィルス感染拡大の影響から
オンライン開催となります.

ご興味をお持ちの方は奮ってご参加ください.
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レスキュー工学シンポジウム2021開催案内

主催
計測自動制御学会SI部門レスキュー工学部会
レスキューロボットコンテスト実行委員会

開催概要
 大規模災害における被害軽減に対して,学術的な取り組みとして,
ロボット工学,防災工学,都市工学,医学,心理学等,種々の
分野を横断するレスキュー工学の確立が提案されている.
本講演会では,災害対応ロボット,無人化施行,災害GIS などに
関する講師をお招きし,防災・減災に対するレスキュー工学の役割に
ついて討論する.

開催日時及び場所
日時:2021年12月4日(土)10:00~12:00
場所:zoomウェビナーによるオンライン開催
対象:どなたでも参加できます.
内容:ロボット,情報通信,防災関係の研究者向け.
(ウェビナーIDは改めて1週間前を目処に案内します)

講演スケジュール(講演50分,質疑10分)
■10:00-11:00
講演1: レスキューロボットのための極限ロボット聴覚の開拓
講師:坂東宜昭 氏(産業技術総合研究所 人工知能研究センター 社会知能研究チーム 研究員)
概要: 本講演では,人が進入できない極限環境を探索するレスキューロボットのセンシング能力を拡大する,極限ロボット聴覚について述べる.レスキューロボットが迅速に目的となる空間へ到達し,必要な情報をセンシングするには,自己状態と周辺環境のセンシングが不可欠である.音情報は,GNSSや地磁気センサが使えない瓦礫・隘路環境での自己位置推定や,視界の悪い環境下での声を手がかりにした被災者捜索など,他のセンサでは情報収集困難な状況・環境でもロバストに動作するセンシング技術を実現できる.このようなロボット聴覚技術を実現するこれまでの取り組みを紹介する.

■11:00-12:00
講演2:「遠隔操作機器による廃炉作業の支援・促進に向けた研究開発」
講師:川端邦明氏(日本原子力研究開発機構 廃炉環境国際共同研究センター
   3Dイメージング技術開発グループ グループリーダー)
概要:福島第一原子力発電所での事故発生後の廃炉作業においては遠隔操作機器が活用されてきている.本講演では,これまでに遠隔操作機器を用いて行われた廃炉作業について概説するとともに,日本原子力開発機構において進められている,遠隔操作機器を用いた安全,確実な廃炉作業の実施を支援するための施設や操作支援に関する研究開発内容について紹介を行う. 

※午後にレスキューロボットコンテスト2022の説明会
 レスコンシンポジウム2021を実施します.

どなたでも参加していただくことができます.

問合先 岡山理科大学 衣笠哲也
E-mail: kinugasa@mech.ous.ac.jp
配信元・問合先――――――――――――――――――――――――――――
衣笠哲也
岡山理科大学
kinugasa@mech.ous.ac.jp