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学生編集委員会の活動報告第2回:ダイジェスト「精密な動作技術を極める大学発ベンチャー企業“ミューラボ”に迫る」


 

 ついに始動した学生編集委員会,東北地区のメンバは2021年2月24日に株式会社ミューラボ(以下ミューラボ)の代表取締役社長である伏見雅英氏へインタビューを行った.


 ミューラボは福島大学認定第1号のベンチャー企業であり,主要技術である「立体カム機構」や「クラウン減速機」の応用によって精密な動作技術を極める商品を事業化している.なお雑誌掲載はロボット学会誌2021年7月号なので要チェックだ.


 人の働き方が多様化する現代において,起業は自身の目指す事業を実現する選択肢の一つとして注目されている.しかしながら,ベンチャー企業の起業や経営について学べる機会は多くなく,起業の経験談は大変貴重なものである.


 そこで今回のインタビューでは伏見氏ご本人に焦点を当て,起業に至るきっかけや経営にまつわる苦労,そして主要技術の開発秘話に迫る.機械加工会社のエンジニアであった伏見氏がいかにして大学発ベンチャーの社長へ至り,最先端のアクチュエータ事業を展開するに至ったのか,語られる経験談は見逃せない.


 起業のチャンスを掴むために必要なことは何か,ベンチャー企業の経営において重要なことは何か,そして事業を実現する上で生じる課題の克服方法は何か,読者は一つの答えを得られることだろう.


日本ロボット学会 学生編集委員
寺山隼矢