委員長 稲谷龍彦,報告書取りまとめ 浅田稔
2021年3月31日
委員会構成
- 委員長 稲谷龍彦 京都大学 大学院法学研究科 教授
- 副委員長 中川裕志 理化学研究所 革新知能統合センター グループディレクター
- 幹事 新保史生 慶應義塾大学 総合政策学部 教授
- 幹事 松尾陽 名古屋大学 法政国際教育協力研究センター副センター長/教授
- 幹事 松浦和也 東洋大学 文学部 准教授
- 委員 浅田稔 大阪大学 先導的学際研究機構 特任教授
- 委員 河合祐司 大阪大学 経営企画オフィス 特任准教授,リサーチ・マネージャー
- 委員 瀬名秀明 作家
- 委員 江間有沙 東京大学 未来ビジョン研究センター 特任講師
- 委員 上出寛子 名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授
- 委員 勝野宏史 同志社大学 社会学部メディア学科 准教授
- 委員 出⼝康夫 京都⼤学⽂学研究科 教授
Webページ:http://www.ams.eng.osaka-u.ac.jp/rsj-robolaw/
関連研究プロジェクト
JST 戦略的創造研究推進事業(RISTEX)「自律性の検討に基づくなじみ社会における人工知能の法的電子人格」
(平成29-令和2年度、研究代表者: 浅田稔:http://www.ams.eng.osaka-u.ac.jp/ristex/)
JST 戦略的創造研究推進事業(RISTEX)「マルチ・スピーシーズ社会における法的責任分配原理」
(令和2年1月~令和4年12月,研究代表者: 稲谷龍彦:https://www.jst.go.jp/ristex/hite/community/project000423.html)
JST 戦略的創造研究推進事業(RISTEX)「PATH-AI:人間-AIエコシステムにおけるプライバシー、エージェンシー、トラストの文化を超えた実現方法」
(令和2年1月~令和4年12月,研究代表者: 中川裕志:https://www.jst.go.jp/ristex/hite/community/project000422.html)
活動報告
1. 第一回研究会:2020年4月24日 12:30−14:30 オンライン会議
プログラム:
- 浅田PJについて紹介(浅田)
- 稲谷PJについて紹介(稲谷)
- 中川PJについて紹介(中川)
- 自律的人工物への文化人類学的アプローチ(勝野)
- ロボット法と倫理の現在(新保)
- ロボットと人とのインタラクション(河合)
- 次回以降の方向性の検討
初回であったので,各プロジェクトを紹介していただき,本研究会を通じて,密に討論し,なるべく具体的な形でメッセージ発信していくことを確認した.
2. 第二回研究会:2020年6月17日 10:00-12:00 オンライン会議
プログラム:
- 10:00-11:00 「われわれ」としての自己について 京都大学大学院文学研究科教授 出口康夫氏
- 11:00-12:00 テスラ死亡事故裁判と責任概念の行方について 稲谷委員長
3. 第三回研究会:2020年8月24日 13:00-16:00 オンライン会議
プログラム:
- 13:00-14:00 浅田「再考:人と機械の自律性」
- 14:00-15:00 中川「類比による議論 -言語とロボット-」
- 15:00-16:00 総合討論
4. 第38回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2020)OS21: ロボットの法と倫理:マルチスピーシーズ社会における法と設計2020年10月9日13:30-15:30 オーガナイザー:稲谷委員長,浅田委員 オンライン会議
プログラム:
- 1E2-01 13:30~ 【基調講演】多元化する社会における人とロボットとの関係性-マルチスピーシーズ人類学の視点から- 勝野 宏史(同志社大学)
- 1E2-02 14:00~ ロボットの法と倫理の現在 稲谷 龍彦(京都大学)
- 1E2-03 14:15~ ロボットへの主観的な責任帰属とエージェンシー 河合 祐司(阪大)、浅田 稔(阪大)
- 1E2-04 14:30~ A report on the ICRA 2020 Workshop: How will Autonomous Robots and Systems Influence Society? Minoru Asada(阪大)
- ディスカッション(45分)
5. 第四回研究会:2021年2月24日 9:00-12:30 オンライン会議
プログラム:
- 9:00-10:40 中川「AI agent and digital immortality」
- 10:40-12:30 瀬名「どうやってAIで物語を生成するか -現実論・戦略論・未来論-」
- 12:30-12:35 松浦「RSJ2021でのイベント提案」
PDF:ロボットの法及び倫理に関する研究専⾨委員会2020年度報告書