今回,我々日本ロボット学会学生編集委員会大阪支部のメンバは2021年10月25日にPLEN Robotics株式会社(以下PLEN Robotics)を訪れ,代表取締役社長である赤澤夏郎氏へインタビューを行った.
PLEN Roboticsは小型ロボットを開発するベンチャーであり,小型のAIアシスタントロボット「PLEN Cube」を開発し,事業所への導入を進めている.
開発のきっかけやそこに秘められた思いを取材し,ロボット開発者としての思いや小型サービスロボットならではの存在感・ユーザからの印象,現在・将来のサービスロボットに求められる要素,さらにはこれからベンチャー企業を起そうとする学生たちへのメッセージなど様々なお話を伺った.
近年,音源特定から顔認識・追従やユーザの性別・年齢からの属性分類などの接客業務の一部はAI化されつつある.加えて,コロナウイルスの流行に伴い,赤外線による体温検査や音声からのモチベーション計測など,非接触によるサービスなどの提供が増えている.こうした,急激に変わりゆく現状を見据え,サービスロボットはどのようなニーズを満たすべきだろうか?
詳細はロボット学会誌2022年40巻6号(7月発行)にて確認されたい.
日本ロボット学会 学生編集員
元田 智大
図 1 手のひらサイズのAIアシスタントロボット「PLEN Cube」
図 2 赤澤氏(中央)へのインタビューの様子
動画:手のひらサービスロボット 「PLEN Cube」 動作デモの様子