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ロボット教育セミナーからくり工作教室2026 in 沼津 実施報告


 

Fig.1 完成したからくりロボット「からロボ君」と共に

 

開催概要

主 催:日本ロボット学会,沼津工業高等専門学校
開催日:2026年7月18日(土) 13:00〜16:00
開催地:沼津工業高等専門学校
講 師:青木悠祐(沼津高専),青木研究室の学生4名(電子制御工学科5年生4名)
参加者:小学生:44名 保護者45名

 

スケジュール:

13:00-13:10 はじめのあいさつ・講師の紹介
13:10-13:20 ロボットとはなんだろう?
13:20-14:05 からくりロボット「からロボ君」開発①
14:05-14:15 休憩
14:15-15:00 からくりロボット「からロボ君」開発②
15:00-15:10 休憩
15:10-15:30 まとめ
15:30-16:00 修了証書授与・アンケート

 

概要

日本ロボット学会では,小学生のみなさんに,ロボットに親しんでもらう機会を設けるため,ロボット教育セミナー からくり工作教室 in 沼津を今年度も実施しました.毎年多くの小学生にご参加いただいています.

ロボット市場が活況を帯びている今,ロボットとは何か,どんな種類があるのかを生成AIを使いながら学習するとともに,実際に様々なロボットに触れる絶好の機会として,セミナーでは,小学生ロボコンについて紹介すると共に,Fig.2に示すゼロから自分の手で組み上げる「からくりロボット」を作りました.様々なパーツを組み合わせて動くロボットを作成し,自分だけのオリジナルからくりロボットを製作しました.

 

Fig.2 からくりロボット「からロボ君」と設計

 

ワークシート

授業では日本ロボット学会の説明及び写真撮影,広報利用許可を取った後,ロボットの語源・定義についていくつかの例を話し,各自が感じた「ロボットとは何か?」を書いてもらいました.その後,ワークシートと説明スライドに沿って「からロボ君」の開発を行いました.

 

Fig.3 使用したワークシート

 

からくりロボット「からロボ君」の作成

歯車を組み合わせ,左右の腕と頭のパーツが連動するからくりロボット「からロボ君」を作りました.ロボットはべべルギア(かさ歯車)の仕組みを利用して,右腕と左腕,頭が連動して動くようになっています.また,7か所ねじ穴があり,M8サイズのねじやボルトがつくことで腕や足になる構造をしています.小学校4年生~6年生の参加者にはタップを使ったねじ切り作業も体験してもらい,ロボットの頭の両耳の穴を自ら加工しました.組み立てが終わった後は,ねじやボルトの種類を変えたり,色を付けたりして自分だけのからロボ君を製作しました.完成したロボットは本当に多種多様で,小学生の皆さんのアイディア溢れるからロボ君が誕生しました.

 

Fig.4 組み立て終わったからロボ君に色をつけてオリジナルロボットを開発

 

最後に

静岡県東部からの参加者が中心でしたが,浜松市や神奈川県横浜市からの参加も確認できました.学年は小学2年生が最も多かった(13名)ですが,特定の学年に偏ることなく,小学生全般を対象としたイベントになったといえます.定員を30名として設定し募集を開始しましたが、多くの申し込みをいただいたことから全員の受け入れを決定しました.当日体調不良による欠席者もいましたが,飛び入り参加も含めて44名となりました.保護者の方も含めて約90名を超える参加者となり,受講者の集中力が切れることもなく,ちょうど良い時間配分だったと思います.今年はロボットのデザインが特に個性的で,ボルト・ネジのサイズ変更,輪ゴムの活用なども見受けられました.今後も多くの期待に応えられるようなコンテンツ作りを検討します.

 

文責 青木悠祐(沼津工業高等専門学校)