当専門委員会は2023年8月に設立されました。本サイトでの報告は3回目です。これまでの期間に下記の委員会活動を実施しました。
- 2024年11月1日 2024年度第3回委員会
- 2024年12月27日 2024年度第4回委員会
- 2025年2月28日 2024年度第5回委員会
- 2025年8月21日 2025年度第1回委員会
委員会は、2024年度はおおむね2か月に1回のペースにて実施しました。立ち上げから最初の1年は議論の内容を絞り込むため、各分野の専門家からご講演いただいていましたが、2024年度第3回からは、具体的なガイドライン作成についての議論を行いました。特に、2024年度第5回委員会と2025年度第1回委員会の間では、少人数での小委員会を複数回実施し、具体的なガイドライン作成に着手しました。当初、超音波を搭載したロボットの安全性および法的規制との関連に関するガイドラインを予定していましたが、議論の結果、広く医療機器を対象とし、規制との関連に焦点を当てた、「医療機器を搭載した汎用ロボットの社会実装のためのガイダンス」としてまとめることとしました。現在、本ガイドラインの作成を進めており、来年度中には、広く意見を聞く場を設けられたらと考えています。
また、委員会立ち上げと共に企画した、Advanced Robotics誌の特集“Special Issue on Improving Health-Related Quality of Life (HRQOL) Through Safe Human-Robot Collaboration”は、2024年4月に締め切り、おかげ様で多くの投稿をいただきました。結果4件の論文が採択となり、特集号は2024年11月号(Vol.38, Issue24)にて掲載されました。ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。
また、2025年度第43回日本ロボット学会学術講演会にてOS「社会実装に向けた医療機器搭載ロボット」を企画しました。おかげ様で、本OSにて、9件の演題発表が行われました。超音波搭載ロボットの実用化の実例とともに社会実装における課題に対して議論した演題、超音波操作ロボット導入に対する受容性について、大規模アンケートを実施した結果の報告、安全性実現機構の提案、ロボットを用いた新たな聴診手法の提案、婦人科検診における必要要件の整理、革新的な医療デバイスのための新規機構提案等、社会実装を見据えた、多様な演題が発表され、活発に議論が行われました。特に、実際に診断をされている医療従事者の方が参加され質問してくださったことが印象的でした。
来年度は、現在作成中のガイドライン案を完成し、学会を通じて広く意見を募集することを計画しています。皆様のご意見をお待ちしています。

