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日本のロボット研究の歩みHistory of Robotics Research and Development of Japan1980Locomotion〈ロコモーション〉ホッピングロボットの研究


松岡 清利九州工業大学

この論文は、ロボット研究開発アーカイブ「日本のロボット研究開発の歩み」掲載論文です。

本研究は,人や動物の走行機構のメカニズムを制御工学の観点から明らかにすることを目的としてなされたものである.人の歩行運動に関しては,数多くの研究があったが,走行運動に対する工学的研究はそれまで皆無であった.走行機構の数学的モデルを示し,実際に機械モデルを用いて反復跳躍運動が可能であることを示した.本研究の後,Carnegie Mellon 大学のReibertらは,より本格的な一本脚ロボットを製作した.

対応論文


松岡清利:反復跳躍運動の機械モデル, (PDF, 5.9MB)

バイオメカニズム5,pp.251-258, 1980.

関連論文


[1] 松岡清利: 跳躍・走行機構に関する基礎的研究,日本機会学会論文集,43-376,pp.4501-4503,1977.


[2] K. Matsuoka: A model of repetitive hopping movements in man, Proceedings of 5th World Congress of Theory of Machines and Mechanisms, 1977.


[3] 松岡清利: 反復跳躍運動の機械モデル,バイオメカニズム5,pp.251-258, 1980.