日本のロボット研究の歩みHistory of Robotics Research and Development of Japan1988Sensing〈センシング〉液晶レンジファインダ-液晶シャッタによる高速距離画像計測システム-
佐藤 宏介 | 大阪大学基礎工学部 |
井口 征士 | 大阪大学基礎工学部 |
この論文は、ロボット研究開発アーカイブ「日本のロボット研究開発の歩み」掲載論文です。
- 光切断法におけるn本のスリット分解能の計測において,従来nのオーダーの計測時間(撮像フレーム数)をlog(n)のオーダーに高速化した。
- パターン投影に液晶素子のスリットシャッタを用いて相補パターンを投影することがで,対象物体の反射率に依存しない安定な計測を実現した。
- 空間符号化にグレイコードパターンを用い,2値化誤りを最小化した。
(*) 1998年,Most Influential Paper of the Decade Award受賞, IAPR Workshop on Machine Vision Applications '98, Range Image Processing for Bin-Picking of Curved Objects in pp.451-454, IAPR Computer Vision '88